経営戦略支援

コンセプト ┃ CONCEPT


いま全てのビジネスに最も必要なのは、優れたコミュニケーション戦略です。


ビジネスの世界において、技術進歩と生産力の向上、脱属人化と機械化、という流れは長らく続いてきたトレンドでした。しかし、21世紀に入り、ITが無数の個人と個人をつなぐコミュニケーションツールとしての役割を果たし始め、個々人が自由に情報発信をし、人とつながれるSNSなどのプラットフォームや動画配信などを行えるツールを手に入れたことで、ビジネスのトレンドの中で見落とされてきたひとつのキーワードが実は最も重要になっています。そのキーワードとは、コミュニケーションです。


マーケティングリサーチやデータ分析はもちろん顧客ターゲット層のニーズを理解するうえでは重要です。しかし、顧客を理解するツールを手に入れること=顧客との心理的な距離が近づくこと、ではありません。21世紀という時代は、情報力において弱者と強者の間に圧倒的な溝があった20世紀までとは異なり、人の心を動かすコンセプトと、共感を波及させる言葉の力があれば、インターネット上では一個人と大企業が同等レベルで影響力を持てる時代です。むしろ、顔の見えない大企業より、顔が見える信用のおける個人のほうが、ある意味では人々の賛同や支持を得やすくなった、といえるでしょう。


そのような時代にあって、最も重要なこと、それはひとりの人間としてのコミュニケーション力という基本なのです。お客様も従業員も、また経営者でさえも等しく人間であり、商品を買ってくれるファン層を増やす、ということは、人としてお付き合いし、好きになってもらい、応援してもらえる関係性を作ることに他なりません。そのためには、企業のトップが先頭に立って、旧来の内向きな企業体質を変えていく必要があります。企業と個人が、情報メディアプラットフォーム上では同列の影響力を持ちうるようになった。


その意味を理解して即座にシフトチェンジした経営トップの顕著な例として、ドナルド・トランプ氏や孫正義氏が挙げられるでしょう。多くの経営トップが、ふだんは批判など攻撃も受けない奥の間に鎮座し、オールドメディアにのみ権威として顔を出しているのに対し、彼らはTwitterなどのSNSプラットフォームを使い、ダイレクトに不特定多数の個人とつながり、情報の直接発信を始めました。人は、直接つながっている相手に共感を覚えやすいものですし、つながっているからこそ、ダイレクトにユーザーやカスタマーの声がわかる、という原理原則をトップが実行したのです。結果、お客様→現場の営業担当→中間管理職→経営幹部→トップ、という情報の仲介業者をすっ飛ばし、クレームや要望、賞賛や感謝といった声が、トップに直接届き、それによりトップは根拠を持って即座にトップダウンの意思決定が出来るようになりました。あまりにSNSでのやりとりに夢中になってしまうのも問題ですが、これは大企業とユーザーが「人:人」の関係で向き合う時代が来たことの顕著な例ではないでしょうか?


この変革は企業だけにもたらされたものではありません。有名人と一般人の関係においても、SNSが与えた影響は計り知れないものがあります。世界トッププレーヤーのメッシとアフガニスタンの少年、ムルタザの話は有名ですね。ビニール袋で作ったメッシのユニフォームを着る弟の写真を兄がFacebookにアップしたところ、それがメッシの元まで届き、メッシからサイン入りのユニフォームとボールが届いた、という話です。有名人が億単位の寄付をした、という事実は山ほどあるわけですが、大きなニュースにはなりません。それは「人:人」のストーリーではなく、組織的かつ機械的なものとして認知されるからです。一方で、紛争地帯の貧しい一人の少年が、憧れのメッシからユニフォームとボールを贈られた、というストーリーには、人間と人間の心が触れ合う美しさがありました。人々は、その物語に反応したのです。


逆に、このシフトチェンジに適応できずに対応を失敗した悪例も多くあります。例えば、数年前に日大ラグビー部の背後からの反則タックルが事件化しました。当時の監督が指示を出した、という情報が出てきてからは、そもそもパワハラ文化が常態化していたのではないかという批判が相次ぎ、世論の厳しい追及は日大の経営陣そのものに向かうようになり、学長の謝罪を求める声が高まりました。しかし、学長が公の場所に顔を出すことは結局ありませんでした。もちろん、学長本人が起こした不祥事ではないわけですから、過剰に魔女狩りをする世論もどうかと思われるわけですが、しかしこういった問題が起きたとき、やはりトップは責任を追及されてしまうものです。仮に学長ご本人が孫正義氏やドナルド・トランプのように世の中に対して素顔でコミュニケーションするチャネルを持っていたなら、そしてそこでふだんから世の中の視線に晒されることに慣れていたなら、世間の反応ももう少し違うものになっていたことでしょう。


法人という大きな枠組みの影に隠れていられる時代には、個人としてのコミュニケーションをとる必要はなかったですし、社外に対して個人としての責任を負うこともなかったわけです。しかし、いまや企業にも人格が求められる時代、と私たちは考えています。芸能人などをイメージキャラクターに使い、会社や商品への好感度を上げる手法はいまでも有効ですし、これからも効果的でしょう。しかし、そのように多額のお金をかけてPRや販促をし続けられるのは、大手企業に限られてきますし、その芸能人が自社の社員になって在籍し続けててくれるわけでもない以上、企業自身に蓄積されるブランドエクイティの費用対価値は、実はさほど高いとはいえません。自社の素顔を出していくことで、お客様とダイレクトにつながっていき、感情的な結びつきを強化していくこと、これはエンドユーザーを対象としたビジネスを行う企業にとって必須の命題ともいえるのです。そして、人格に一貫性がなければ周囲に人が集まらないのと同様に、企業の人格にも一貫性が必要です。そして、このことを理解していない会社は、いくらITツールを導入してみたところで、本当の意味でのファンを獲得することは難しいでしょう。


ドナルド・トランプ氏や孫正義氏といった経営者は、ショーマンとして天才的な才能を持っています。つまり、彼らは人の心や、世論の風向きを読む天才的な感性と、人の心を揺さぶる類まれな言葉の魔法を持っているのです。おそらく、お笑い芸人になっても一世を風靡していたことでしょう。ですから、彼らのように天賦の才能を持っている人などごくわずかですし、どのように自社の魅力を社外に伝えていくかに悩まれている経営者の方も多いことでしょう。ですから、コミュニケーション戦略に特化したプロデューサー、シナリオライターが必要なのです。コミュニケーションの時代に問われるのは、心の感性と、言葉の力を御社のビジネスにインストールするお手伝いなら、私たちにお任せ下さい。


私たちにできること ┃ OUR SOLUTIONS


1.経営課題の分析 ┃ Business Problem Analysis

 御社のコミュニケーション戦略パートナーとして、様々な経営課題解決に向けたサポートを致します。通常のコンサルティング・ファームなどに依頼をすると、時間もかかるうえにコストもとても高額なものとなりますが、経営者が求めているものは冗長なデータや立派なプレゼンテーションではなく、「会社の成長と生き残りのために、わが社が取り組むべき課題とその優先順位を決めるための材料が欲しい」というシンプルなことなのです。そこで、私たちは下記のようにスリム化されたコンサルティング・メニューを低価格にて提供しています。


A. コミュニケーション・メディアの診断 ┃ Communication Media Diagnosis

 ホームページ、会社案内、商品チラシ、看板、SNSなどは、企業の顔であり、人格表現です。お客様とのコミュニケーション設定になるこれらのメディアのコミュニケーション効果を診断し、現状の課題や改善すべきポイントなどをレポートいたします。


B. 商品および販促コミュニケーションの分析 ┃ Product Communication Analysis

 優れた商品でも、その商品の価値が潜在ターゲット顧客にきちんと伝わっていなければ、買われることはありません。「マイナス要因の解消」と「商品ストーリー作り」という2つの仕事がなされる必要があります。第一段階では、ターゲットにリーチする販売チャネルは十分確保されているのか、そしてそれぞれのチャネルにおいて商品価値はしっかりと十分に伝わっているか、さらには競合商品に対してこの商品でなければならない差別化ポイントはどこなのか、販促は有効で一貫性があるか、というベーシックなポイントを分析し、購買行動に至らない「阻害要因」を発見して解消します。そのうえで、「ヒットする」ために必要な「商品ストーリー」をご提案します。ゼロから1を生み出すクリエイティブな感性と発想こそ、私たちがクライアントにご提供できる最大のメリットです。


C. 営業コミュニケーションの査定 ┃ Sales Communication Assessment

 オンラインだけでは完結しない商品やサービスを販売する場合、営業担当によるアポ取り、そもそもの提案力やコミュニケーション力、訪問時の商談、プレゼン、クロージング・スキルが決定的に重要です。営業現場を知り尽くしたプロの目線から、商談ロープレ、営業先への同行調査などの手法を通じ、課題と改善策を取りまとめてご提案します。


2.経営課題の解決サポート ┃ Business Problem Solving

 ただ問題を分析して終わるのではなく、ご要望があれば、下記の面において、実際の解決をサポートさせて頂きます。


A. ホームページや各種メディアのリニューアル、または新規制作サポート ┃ Media Creatives

 よりコミュニケーション効果の得られるメディアへリニューアルならお任せ下さい。全体のプロジェクトをお任せ頂くのはもちろんのこと、ピンポイントでの商品シナリオ、ディレクション業務、コピーライティング、翻訳業務、チラシやパンフレットの制作といった単独メニューでのご発注も承ります。


B. セールス研修および実地指導┃Practiccal Sales Training

 いまいち業績のよくない営業部隊を生まれ変わらせたい。そんなときは、主にロープレを通じたセールス・トレーニングプログラムをご提供いたします。原則として、御社が実際に販売されている商品のロープレを行いますので、必要に応じてセールスツールの改善や作成をサポートしたり、効果的なトークシナリオやキラーフレーズ等を作り込むなど、具体的で実戦的な指導をいたします。(単発/長期継続可)


C. 新規事業開発サポート ┃ New Project Startup Support

 企業の存続には、新規事業開発能力が命です。長く愛される商品やサービスも、いつかは競合に脅かされたり、マーケットの縮小などに直面するときが必ず来ます。そのときに変化に適応できるビジネス力があるか否かは、新規事業開発能力の有無で決まるからです。ただし、社内を見渡しても新規事業を立ち上げるにふさわしい人材がいなかったり、そもそも同じことをやり続けてきているため経営者自身にも新規展開のビジョンがなかったりと、なかなか新たなプロジェクトに着手できない会社が多いものです。ゼロからの新規事業案企画から、すでにあるアイデアの具現化サポートまで、新規事業立ち上げ経験豊富なプロ人材がしっかりとサポートさせて頂きます。


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